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2010年11月3日水曜日

From Chinese Financial Time

2010年10月29日、英紙フィナンシャル・タイムズの中国語版ウェブサイトは「中国に真の紳士はいるのだろうか?」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

周りがみな自分と同じように金持ちになった時、次はどうすれば一歩抜きんでることができるだろうか―。これは現代の中国人男性の多くが直面している悩みだ。そして、その答えに「紳士になること」を選ぶ人が増えている。なかなか良い選択だといえるが、「紳士」とはそもそもどんな男性を指すのだろうか?

一言でいえば、「ブレない人」。十分な智恵で自らの精神世界に一貫性を持たせることができる人のことだ。ドアを開けてあげた人に「ありがとう」と言われなくても腹を立ててはならない。最近の中国では、有名男性誌「GQ」の編集者Dylan Jones氏が書いた「紳士の法則(原題:Mr Jones' Rules for the Modern Man)」を愛読する「紳士風」が幅を利かせている。

こんな光景を目にしたことがある人は多いのではないか。高級デパートの紳士服売り場で高級革靴を物色する「紳士風」の2人連れ。だが、どれも値段の割には質もデザインもイマイチ。思わず「安くて手頃なのはどちらだ」と口走ってしまう。手のひらを返したように冷たくなる店員。だが、普通に考えれば彼らの言動は十分に「紳士的」だ。ブランドに踊らされてむやみに買う方がよほど紳士らしくない。

そこへ、いかにも成金風の中年男性が若い女性を引き連れてご来店。さきほどの店員に再び満面の笑みが戻る。「私どもは『紳士』の方に最も人気のあるブランドです」―。男性は傍らの女性に尊敬のまなざしで見つめられながら、店員の勧めるままあれもこれもとお買い上げ。店員も大喜び。だが、そばで見ていた「紳士風」の2人連れは鼻で笑い、大手を振って店を去った―。

さて、ここで問題。この中で“正しい”行動をとったのは誰だろうか?答えは「成金風の中年男性」だ。なぜなら彼はブレていない。カネを湯水のように使うのは単に若い女性の気を引きたいだけ。彼はその欲求に忠実に従っているに過ぎない。一方、「紳士風」の2人は成金男性に対する羨望を隠して「紳士らしくない」と強がった。若い女性と店員はそもそも「紳士」の意味が分かっていない。

成金男性は悪くない。そのような言動が“正しい”とされる社会に問題があるのだ。責めるべきは成金男性のような言動を「素敵」だとほめそやす風潮だろう。周りが求める「紳士像」が変われば、中国にも真の紳士が増えてくるのではないだろうか。(翻訳・編集/NN)


いないと思いま~す…
みた事ないもんね。
ビジネスに乗ってくる人たちも微妙だったし…
トイレの使い方汚いし。
むりむりっっ

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